『メガトンボンバルダ』@野方区民ホール

8つの劇団がオムニバスで観られる。音楽やお笑いのLIVEではあったのに、なんで芝居には無かったのか…という、発想の良さに1票、という思いもあって観に行く。

  • オープニング 菩薩役のお母さん(実の)がステキ!に尽きる。
  • おまめ

 う〜ん…。下手。

 体に地図、は、さくらんぼブービーが先だけど、まぁ認めよう。

 シリアス路線の人達。笑い待ちの癖がついたこのイベントの空気では損をしたかも…。ええ声のイケメンが。

 統一感。唯一の女優はキレがあった。

 ショートカットの女優が、ひとり。向井秀徳風のしゃべり。やや長。でもカリスマ性。
 そのあと男性達登場。女帝と仕える者に見える。
 この女優、出てくる人だろうなぁ。舞台女優に、小山田サユリYUKI椎名林檎本上まなみのテイストが入った感じ。今日出てきた人の中でいちばんスター性があるなぁと名前が気になっていたら、「髭の子チョビン」だって。映画とかの依頼が来てもその名前で出るの?変えるか。あの顔、いじってなくてあの顔ならうらやましい。意志が強そうで笑うと可愛い、という顔。

 本体から2人しか来てなかったのか…。

 オコチャ作はどうなるのかと思ってたら、いたってシリアスでナイーブな作品。平成ノブシコブシ徳井主演!(徳井めあての、友達らしきグループも)レアバージョン! でも本体の衣裳のハデさとかの長所を伝えなくてもいいの…?

 私は“乾貴美子おすすめの劇団”としか印象の無い彼ら。彼女がメジャー番組『笑っていいとも!』のテレホンショッキングでわざわざ名前を挙げて「下品です」と押すほどの劇団って、どんなんや?と構えて待つ。
 すると、「公共のホールでなんてこと!」(byチータダッシュボンバーショット)なミュージカル。
 誰もやっていない奇抜な事を!という心意気は解るが、「どんなネタを」「どんな役者が」演る、の「どんなネタを」のウエイトが大きすぎて役者の力が判らんのはいかがなものか。