バナナマン傑作選ライブ@六本木ORIBE HALL

大満足。さすが、芸歴1年めのネタを含む傑作選。
コント師なら必見のライブです。腕、あります。


荒川良々さん、ダブルブッキングの黒田氏がいらっしゃってました。
(※以降、ネタバレ事項あり!)


ただ、1つめのネタは「テンション」のパクリやん、と思ってしまったけど…。田口浩正に許可は得てるのだろうか。


とにかく、登場人物の力関係の構図の変化がすごい。小学生以下だと、もしかしたら理解できないかも。
ネタ別にざっと分析してみると…

  • スライドボーイズ 2人、対等。プチネタをそれぞれ。
  • secretive person 最初、日村がボケっぽい→設楽のボケぐあいがあらわに…の、後期の黄金パターン。
  • Mountain 最初から最後まで青鬼(設楽)のほうがボケキャラ→が、オチは一転してシリアス
  • ベースのタク 最初、タクだけヘン→タクへの愛情ゆえか、キド(日村)もヘンキャラに。
  • Loser 最初、日村がボケっぽい→設楽のボケぐあいがあらわに
  • 赤えんぴつ 2人ともボケっぽいキャラ→設楽が流れを壊す→日村がまともに…見えたのもつかのま、グズキャラに→設楽、ボケかぶせ→2人ともさらにボケる
  • 恋人岬 ストーリーものの長編。アメリカのホームコメディみたいに、それぞれがちょっと抜けたキャラ、といった程度。が、あるある的なディテールを散りばめ、充分笑わせ、最後にはあったかい。



おそらく、「ボケ」「ツッコミ」だけ頭に置いて考えたんじゃこんなネタは思いつかないだろうから、2人も、構成作家のオークラ氏も、いろんな映画とかお芝居を観てるんだろーなーと改めて感じさせられました。
立場の逆転、とか、状況の逆転、とか、新事実の露呈、とか、映画の一場面みたいだもんな〜。




関係無いけど、家路の途中、アームストロング安村氏を目撃。2月の単独とか行ってないしで何もせず。
ちなみに昼は奥田瑛ニ氏を目撃。若いカッコで驚いた。