平成ノブシコブシ徳井さん(のblog)が心配

です。


インターネットというものができてから、好きなマンガ家さんのWeb日記で、ウツで精神安定剤を飲んでいることや作品を生む苦悩の吐露をじかに読んだこともある。
昔なら1ファンが目の当たりにすることは到底無かったであろう、自分が享受しているお気に入りのものを産む側の苦悩、苦しみ。
距離が近く感じられるのは、嬉しい。
しかし、彼らが生産しているものを享受している私は、もうその時点で「友達」ではない。与えられる側、与えてほしい側、だ。
「友達」は、きっと、「やりかけで投げ出してもいいんだよ」と言う。
けど、1ファンは、きっと、「どうか、元気だして、またやってください」と、つい言ってしまう。自分の楽しみにもつながるから、つい。


でも、正直、どうでもいい人なら、心配さえしない。
引退したと知って、「…そうなると思ってた」ひどいけど、こう思ったことは何度もある。


学生時代に入れこんだ“吉本印天然素材”“SMAP”から始まって、
社会人になり、現場で、売れる人・売れない人(※世に大きく出る人・出ない人の意)をたくさん目にしてきて、審美眼にはそうとう自信がついてきた。
だから、自分が「世に大きく出るはず!」と思った人には、自信を失ってほしくないし、道が見えなくなったなら照らしたいんだ。


マンガ家であれ、芸人であれ、アーティスティックな面が必要だから繊細さ・ストイックさは持ち合わせてるとは思うけど、
同時に図々しさも身につけてほしいんだ。
田村淳も有田哲平小沢一敬も、いい意味の図々しさがある。
残ってくのは、結局、そういう人間。
反省は必要だけど、後悔は必要無い。
そういう世界。進め。信じてる人間が、ここに居ます。