『M−1グランプリ2006』三回戦@東京・ルミネtheよしもと・第一日



【準決勝進出者】と【わたしが思う、合否についての納得度】
ハマカーン(ケイダッシュステージ) ○
POISON GIRL BAND(吉本興業 東京) ○
髭男爵(サンミュージックプロダクション) ○
タイムマシーン3号(ケーアッププロモーション) ◎
ポテト少年団(吉本興業 東京) ◎
超新塾(ワタナベエンターテインメント) ◎
三拍子(サンミュージックプロダクション) ◎
パンクブーブー(吉本興業 東京) ◎
えんにち(吉本興業 東京) ○
東京ダイナマイト(オフィス北野) ○
キャン×キャン(ヴィジョン・ファクトリー) ○
ライセンス(吉本興業 東京) ○


とり急ぎ、短文で感想を。
初日ということもあってお客の期待が膨らみすぎたか、前方の席では終始なかなか爆笑が起こらず…な日でした。


髭男爵超新塾も三拍子も、これまでの持ちパターンに「これで、どうや?!」と、新たなものを乗せてきた。
その点、号泣飛石連休5番6番は新たな斬り口も技もなく気迫もなかったのがガッカリしたので、結果は順当だと思う。


個人的には、アミボロの飛躍を期待していたのだが、1つ前のコンビ「ライス」が重くしてしまった空気を変えるツカミがないままネタに突入。
しかも以前観た時よりも二人の会話のやりとりが0.5秒ずつぐらい詰まってしまった感じで、お客が笑うすき間(=タイミング)が生じず。
そのうえ、持ち味の「自虐的なこと言ってるのに、なぜかニコニコしてやがる」という落差の妙が出ないまま、終わってしまった。
あとで思うと、ネタの構成も、これまでM−1にかけたネタのなかでいちばん、組み立て方に違和感があるかもしれない。転がっていかない、というか。
とにかく残念。
すっぽん大学ではぜひユニットの持ち味を十二分に出してほしいです。