『週刊 手塚治虫』

後10:00〜11:00 NHK衛星第2 バラエティ 
 出演/東ちづる 斎藤環 その他/手塚治虫
9月は「闇と痛み」というテーマで、手塚治虫のダークサイドの魅力を解剖する。ゲストの精神科医斎藤環さんは手塚作品の中で「奇子(あやこ)」に注目する。主人公の奇子は幼いころ、土蔵に閉じ込められ、やがてエロチックなまでに美しい女性に成長する。奇子は土蔵から解放されるものの、広いところで恐怖を感じるようになっていた。折からの劇画ブームに影響を受け、手塚が作風を大きく変えた「奇子」はテーマとキャラクターが初めて合致した作品として、斎藤さんは高く評価する。「わたしの手塚治虫」には東ちづるが登場し、「どろろ」について語る。