キングオブコント準決勝@赤坂BLITZ

MC 山本吉貴


※雑文でスミマセン

  • 出場者名・ネタ名(仮称)・感想・ウケ度(◎>○>△>▲)※敬称略



グランジ 「グリコ・・・」ネタ。特長の1つである「わざと棒読みっぽい台詞回し+テンポ」が裏目に出たような。トップバッターでやるネタではないかも。ウケ△
オキシジェン 「覆面レスラーの父」。万人ウケする強いボケが出ないまま。ウケ△
Wエンジン 「惚れてまうやろ!」バーテンダー版。前2組より微笑ましく受け入れられるも、尻つぼみ。ウケ△
オジンオズボーン 「自殺したい」。構成が良く、前半ウケ度○だったが後半やや読めて△に。
アームストロング 「バイト面接」。いつものユニゾン誘い笑い。ウケ○→後半天丼で笑いを獲得し◎
THE GEESE 「最後のホームルーム」。甘噛みあったが視覚的に解りやすく、斬り口も誰ともかぶらず。ウケは○
鬼ヶ島 『即身仏』。このネタは、好環境が揃わないとウケないネタなのに、なぜこれを・・・?会場の期待感あったものの、諸条件揃わずで世界観を構築しきれず。ウケ▲
フラミンゴ 「お前の母ちゃんと・・・」。二回戦と構成ほぼ同じ。ウケ△
ザブングル 「サドル以外盗まれた」。漫才の中身を展開させた形。視覚的に見やすくなっていたが、期待よりも爆発少。ウケ○
エレキコミック 「100m走者」。最初の顔ボケがあまりつかめず、爆笑には至らず。ウケ○


チョコレートプラネット 「アルバイテトス」。ふんばったが展開読めた。ウケ△。
ラバーガール 「電報」。会場に安堵感生まれる。ウケ◎
COWCOW 「ヤ○ザの息子なのに」。解りやすく、ウケ◎
カリカ 「兄妹」。明転と同時に歓声が上がるも、ウケ○
スペースラジオ 「映画予告編」。ウケ△
フォーリンラブ 「気功」。ウケ△
インパルス 「キセル犯」。ウケ○だが、センスは◎を感じた。
2丁拳銃 「捨てられてるゾンビ」。ウケ○
バナナマン 「朝礼」。まず、一瞬で空気を作れる演技力に感心。ウケ◎(今日いちばん)


ハリセンボン 「修学旅行の夜」。後半盛り返し、ウケ◎
犬の心 「刑事の現場」。ウケ○だが、ネタを知ってるファンの笑い声っぽかった。押見の演技力不足が痛い。
ジャンクション 「リリーフピッチャー」。昔からの鉄板ネタ。だが、ツカミであるはずの最初のボケであまりウケず、そのまま展開。ウケ△
キングオブコメディ 「レストランのバイト」。着実。ウケ◎
ロバート 「地方CMレコーディング」。1つ1つのボケはくだらないけど、笑ってしまう「間」の良さはさすが。ウケ◎
ライセンス 『睡魔』。ウケ◎だが、ネタを知ってる一部のファンの笑い声っぽかった。
しずる 「卓球」。構成に無駄が無く、展開も良かった。ウケ◎
東京03 「旅行」。さすがの安定感。ウケ◎
バイきんぐ 「故・ファミコンの告別式」。展開読めた。ウケ○
ペナルティ 「ワッキーマウス」。けっこうウケず。ウケ△
ホーム・チーム 「覆面レスラーインタビュー」。ボケが小さい。ウケ△


ジョイマン 「墓参り」。ウケ○(一部は大笑いで温度差が激しかった)
我が家 「迷子」。大ウケはなく、そつない感じ。ウケ○
パンクブーブー 「寿司職人と恩師」。ウケ○→後半◎。漫才ぽかった。
東京ダイナマイト 「散発屋」。ウケ○→後半、一部のお客◎。こちらも漫才ぽかった。
トータルテンボス 「女装」。ウケ◎
次長課長 「見合い」。ウケ○→後半◎。もっと笑いどころあったわりには笑い声は少。でも通るのかな・・・。
イワイガワ 「新幹線内」。ウケ○→オチ部分構成は◎。いつものジョニ男さんの小ボケがあまりウケず。
ニブンノゴ! 「ファストフード強盗」。大鉄板である強盗コントのファストフード店版。沸きはしなかったが着実に笑いを獲り、ウケ◎
アップダウン 「職務質問」。よく出来てはいるが、後半に観ても驚けない内容だし、1つ1つが雑だった。ウケ△→後半◎
ダイノジ 「モテる体操」。こちらも鉄板ネタ!!だが、1つ1つが空気をつかみきれないまま流れぎみに・・・。ウケ○
サバンナ 「型」。こちらも昔からの鉄板ネタ。しかし、コント構成を解ってもらうための最初のボケが弱く、そのまま流れ・・・。悲。ウケ○


インスタントジョンソン 「自殺と強盗」。自信ネタの1つ。ウケ◎→中盤○→後半◎。当確ラインギリギリ?
座長座長 『陰陽師』。はじめ張り詰めていた空気が、あまりのくだらなさにゆるんだ。ウケ○
ドランクドラゴン 『お笑いオーディション』。ウケ◎だが、すべてのセリフがやや早口で流れぎみではあった。「間」や演技の丁寧さを重視されてしまうと不利かも。
TKO 「葬式」。ベタな構成+ベタなボケでウケ○だったが、受かりそうではある。


空気が重かった。M−1準決勝より重いかも。
というか、「楽しいお話」的なストーリーを期待しているような観客の期待に反して、感情移入に必要な「間」などを端折って3分に収めた出場者が多かったように思う。


個人的に肌で感じたウケ度&ネタの完成度
1位 バナナマン
2位 東京03
3位 しずる ロバート


あと受かりそうな人
 次長課長 TKO キングオブコメディ インスタントジョンソン ライセンス


とにかく、いちばん活躍を望んでいた鬼ヶ島が本領を発揮できなかったのが哀しい。(哀しくて『ガキの使い』観ても、気もそぞろ。)
ぜひまたこのような機会があれば、図太くリベンジしてほしいです!